スポンサードリンク

披露宴での振舞い

新郎新婦の友人として振る舞う

結婚式代理出席は、様々なケースで頼まれることがありまして、新郎か新婦、どちらかが友人が少なくて、 両方の招待客の数のバランス調整のための場合などは、見栄等もありまして、新郎か新婦、頼んだ側しか知らなかったりします。

そうしますと、かなりのお金がかかっていることもありますし、ちょっと見栄で代理出席を依頼したことなども含め、代理出席の依頼をしたことは、周りすべてに隠したままでいるよう依頼されることがほとんどですので、 そうした場合、こちらも、あくまで参加を依頼してきた人の、昔からの付き合いのある友人・知人として振る舞うようにします。

結婚式でも入場、退場時に祝いの言葉を言ったり、積極的に写真を撮ったりしまして、 披露宴にうつってからも、せっかくの機会に、まったく交流の無い旧友、というのは変ですので、高砂（新郎新婦の席）に行ってお祝いを述べたりしましょう。
たいていは依頼された時に、依頼人との関係性の設定（大学の旧友とか、地元の遊び仲間とか）が言われていますので、その体で、ある程度適切にお話をしましょう。
危険の少ないようにするには、旧友などならば「あの頃はよかったよな」的なトークが無難です。
そうすれば、仮にちょっと会話がズレても、うんと昔のことなんで、よく覚えていない、的にごまかしてしまえばよいわけです。
※あまり具体的なエピソードをでっちあげて、誰かがポカーンとなってしまって、かえって不自然にはなってしまわないように

こんな形で、基本、普通に参列・参加した結婚式のような意識で、かつ、ボロが出ないように、やや新郎・新婦との交流を控えめ（頻度ではなく、交流の内容を濃くしないよう）にすれば大丈夫です。
式に呼ばれるくらいなので、ある程度思い出もあり、仲のよい友人、という設定でないとおかしいので、笑顔で話しかけたり、少し思い出トークもしつつ、でもあまり具体的な思い出等は語らない、くらいが無難なあたりです。
なお、よく両親は酒をつぎながら各テーブルを回ってきて、何のお友達？的に聞くことは多いので、自分と新郎新婦との関係（同僚とか学生時代の友人とか）や、 例えば学校であれば依頼者の出身学校名や場所、出身地くらいはきちんと覚えておきましょう。
※たいていは親族も酔っているので、そんなに詳しくつっこまれたりはしないはずなのであまり力まずに気楽に

この辺りのことに注意して、無難な行動ができていれば、結婚式出席代理人としての責務は無事に果たせるかと思われます。
もともと役者さんとかでなく、素人の応募者に頼むくらいですので、完璧な立ち居振る舞いを求めているわけではありませんので、 あくまで大ポカさえしなければ十分任務達成の及第点と言ってもいいでしょう。

あとは、終わってからの後始末をきちんとして、その日の〆作業を行えれば、万事めでたしとなり、大丈夫です。

なお、このお仕事でのこちらの行動・扱いは、すべて、他の友人・親族と同じで大丈夫ですので（当然式場にも１参加者としてカウントされています）、結婚披露宴のおいしいコース料理等にもありつけます。
パートナーや親に内緒にしている時点で、この扱いに差をつけることなどはまずありえませんので、代理人として、仕事を請け負った役得、とばかりにぜひ披露宴用のおいしい料理は堪能してしまいましょう。
※これもこの仕事ならではの、一種の報酬です。役得として味わってしまいましょう


次ページへ

スポンサードリンク

---